お知らせ・豆知識

2021.6.11
伝統柄で肩当や袖口にさりげない演出を

こだわりの半纏をオーダーで製作する際、袖口や肩当に伝統柄(和柄)の手ぬぐいを縫い付ける事でさらに愛着と雰囲気がUPします!!

肩当や袖口を取り付ける理由

(1)肩当に和柄手ぬぐい生地を縫い付けることで汗の吸水性の向上、スレ予防の効果があります。
(2)袖口の内側に和柄手ぬぐい生地を縫い付けることで、さりげなくおしゃれ見え、粋に感じされます。また、スレ予防の効果もあります。
(3)袖口を捲るとかわいらしくきれいな和柄が見えるので、女性や子供におすすめです。

取り付け費用は

肩当・袖口(両袖)1か所につき、オリジナル半纏1着単価に税別300円増しになります。
※肩当と袖口(両袖)に伝統柄生地を縫い付けた場合は半纏1着単価に税別600円増しになります。
※肩当と袖口をそれぞれ別柄を縫い付けることもできますが同じ柄を縫い付けがおすすめです。

伝統柄の展開は全部で三十四柄

かんつなぎ(kantsunagi)…黒
連なった輪からなる柄。輪と和をかけて平和が長く続くという意味を持ちます。「鐶(かん)つなぎ」。鐶とは箪笥などの取っ手のこと。

唐 草(karakusa)…深緑
つる草を図案化したものと言われ、どこまでも限りなく伸びる様子が繁栄や長寿を意味します。

さくら(sakura)…ピンク
菊とともに日本の国花として古くから愛されてきた柄。「大桜」や「桜散らし」などバリエーションも豊富。

大かごめ(ohkagome)…金茶
竹で籠を編んだ編目文様化した物。正三角形を上下に重ねたその形から邪気を払う魔除けと印としても使われていました。

折 鶴(orizuru)…濃紺
鶴は長寿を示しおめでたい絵柄のひとつ。「鶴丸」のように家紋などにも使われることが多い柄です。

隈 取(kumadori)…赤
隈取とは歌舞伎独特の化粧法のことで顔の血管や筋肉を誇張するために描かれたもので、役柄によって描き方や色が異なります。

ソロバン(soroban)…茶
商売人にはかかねかった算盤(そろばん)の玉に見立てた小さなひし形模様。

浜千鳥(hamachidori)…紺
千鳥は干潟や河口をわたって小型の鳥一般のこと。浜や波など浜辺のモチーフとともに用いられることが多い柄です。

招き猫(manekineko)…赤
商売繁盛の縁起物として古くから親しまれている猫の置物。右前脚を挙げている猫は金運を、左前脚を挙げている猫は人(客)を招くとされています。

亀(kame)…深緑
「鶴は千年、亀は万年」と言うように鶴とともに長寿を示す柄として古くから親しまれています。

とんぼ(tombo)…濃紺
勝ち虫とも言われ、勝負にこだわり縁起を担ぐ武士に好まれました。

網(ami)…紺
魚を取る網の目を図案化したもの。大漁祈願として漁師らの手拭いなどに使われたほか「一網打尽」の意から武将の紋としても使われました。

大さくら(ohsakura)…ピンク
「さくら」模様をアレンジした柄で花びらを大きくあしらっています。

疋田(hikita)…紺
鹿の背の白い斑点をイメージする「鹿の子」模様より白いやや大きく四角にした模様のことですが「鹿の子」との厳密な区別はありません。

金魚(kingyo)…赤
金魚は中国語の「金余(お金が余る)」と発音が同じことから金運向上につながり縁起が良いとされています。また卵をたくさん産むことから安産祈願の意味もあるといわれています。

かえる(kaeru)…紺
「変える」、商売をよい方向に変える。「帰る」、人が無事に戻ってくる。「買える」、材料などを揃えられる。などのように語呂合わせで好まれよく使われます。

うさぎ(usagi)…ピンク
日本では古くから愛されてきた動物で跳ねる姿から「飛躍」の、多産であることから「子孫繁栄」の象徴として好まれています。

龍(ryu)…黒
伝説や神話にも数多く登場し古くから現代まで長く好まれているモチーフ。天に昇る姿から出世や飛躍の象徴として用いられることも多い柄です。

青海波(seigaiha)…紺
複数の筋の円を互い違いに並べた模様。もともとは波を意味するものではありませんでしたが中世末期ころから波をイメージするものになったと言われています。模様としてのバリエーションも多くエジプトやペルシアなど世界各地でも見られます。

鮫小紋(samekomon)…紺
江戸小紋の代表的な柄。遠目からは無地に見えますが近くから見ると鮫の肌のように見えるためこのように呼ばれています。柄の特に小さいものを「極鮫」と言います。

大松葉(ohmatuba)…黄緑
落ち葉になっても葉の元が離れることがない様から縁起物として人気のある柄です。夫婦円満の意味もあります。

さくらちらし(sakurachirashi)…ピンク
「さくら」の散り乱れる風情を表した模様。

流水さくら(ryusuisakura)…ピンクと茶
水の流れを表現したしなやかな曲線の縞模様に桜を浮かべた模様。

流水金魚(ryusuikingyo)…水色と赤
流れる水の中を泳ぐ金魚が涼しげな夏らしい模様。

もみじ(momiji)…赤
秋を代表する植物として古くから親しまれてきた模様。その形が鶏冠(とさか)に似ていることから出世につながると武家に好まれてきました。

矢絣(yagasuri)…薄紫
もともとは織物柄のひとつで矢羽根を絣織にて表現したもの。現在でも着物の代表的な柄として用いらている。矢は飛ばすと戻ってこないことから結婚する女性への縁起物としても好まれます。

麻の葉-赤(asanoha-aka)…赤
麻は成長が早く丈夫なため、子供も健やかな成長を願い産着に利用されていました。

麻の葉-紺(asanoha-kon)…紺
麻の葉柄は六角形を基本とした幾何学模様

ひょうたん(hyotan)…山吹
魔除け、厄除けの縁起物として古くから使われてきた柄ですが、ひょうたんは種子が多いことから子孫繁栄を願うものとしても好まれています。

七宝(sixtupou)…ピンク
平安時代以降、朝廷や貴族が身の回りの装飾に用いた有職紋のひとつで円形が永遠の連鎖すると柄に「円満」、「調和」の吉祥文として現在も親しまれています

鶴亀(tsurukame)…黄緑
「鶴は千年、亀は万年」と長寿の象徴として古くから言い伝えられてきた鶴と亀を配した縁起のいい柄です。

紗綾形(sayagata)…水色
梵語の「卍」を斜めに崩して連ねた模様。江戸時代に舶来の絹織物の紗綾(さあや)の地紋に用いられていたことからこの名前がつきました。

風神雷神(fujinraijin)…黒
最も身近に起こる自然災害の強風と雷鳴をそれぞれ司る「風神」と「雷神」は古くからさまざまな神話や絵画などに登場してきました。

富士山(fujisan)…青と赤
日本一の高さを誇る山。「一富士、二鷹、三茄子」として縁起物としても有名で掛け言葉から「無事」を表しています。

生活に密着した柄や縁起をかついだ柄など意味や由来を知っていただくとさらに取り付けたくなりませんか??
ぜひご興味のある方は当店「永勘の半纏・法被」へご連絡ください。

お問い合わせ
資料請求

お問い合わせ